南房総の海岸線は、地質の違いに応じて磯浜と砂浜が現れ、とても変化に富んでいます。その海岸の変化に応じて観察できるいきものも異なってくるから面白いのです。
今日、ご紹介するのは、”浜千鳥”という名称で昔から親しまれている、”ミユビシギ”という鳥です。
このミユビシギが、波の動きにあわせてコミカルに動き回る様は見ていて飽きません。
まず、波が打ち寄せると、トコトコトコトコと歩いてその波を避けます。
次に、波が引きはじめると、一転して波を追いかけ・・・、
砂の中のいきものを食べ始めます。
このミユビシギが砂の中でついばんでいるのは、このいきものです。
これは、ヒメスナホリムシという、体長が6mm前後の小さないきものです。
このいきものも、波打ち際という特異な環境に適応したとても面白いいきものです。高校時代の部活で、このヒメスナホリムシの分布を調べるために南房総中の海岸を訪れました。
冬の砂浜の海岸でこのようないきもの達を観察するのも、とてもおもしろいですよ。
コメント
千鳥かわいい~!!
スナホリムシ・・・あの足にくっついてきたヤツですよね?
いっぱい噛んできたヤツですよね?
今度はしっかり靴を履いて見に行きます!
今晩は〜先日、上総湊海岸で皆でシンクロしながらトコトコ波打ち際にいました^^
動きが、おもしろ不思議だったのでしばし楽しめました。
そうそう、相互リンクいただいても宜しいですか?
ズミ子さん
千鳥、かわいいですよね。
スナホリムシは、そうそう、あの調査で訪れた北陸の海岸にたくさんいた、いきものです!あの海岸のヒメスナ君はかなり攻撃的でした。
大将☆さん
上総湊海岸の波打ち際にもいましたか!
彼らの動きは本当に見飽きませんね。
相互リンク、是非よろしくお願いします。
ありがとうございます!
千鳥かわいい~☆
なかなか山国では見られない光景です。
写真もチドリの動きとか躍動感が伝わってきます!
・・・来年あたり個展でも開きますか?(^^)
冬将軍さん
確かに山国だとなかなか見られないかもしれませんね。
写真についても、ありがとう。うれしいです。
個展なんて・・・、恐れ多いです。