ホトケノザの花

ホトケノザ (Lamium amplexicaule L.)

  • シソ科オドリコソウ属の1年草(寿命が1年未満)
  • 秋から冬を経て、春の終りまで見ることができる
  • 種はアリによって散布される

肥沃な畑で優占する植物の代表格。

植物全体の写真はこちら。

春先なると急激に成長するので、油断していると植えた野菜がこのホトケノザによって覆われてしまうことになります。冬の間の植物体が小さいうちにできるだけ対処しておきたいところです。

横から見ると、細長い筒のある花の構造がよくわかります。

花は先端で上下2つに裂け、上の部分を”上唇”、下の部分を”下唇”といいます。”上唇”はかぶと状になっていて、この中に雄しべがあります(一番上の写真の右側の花のオレンジ色の部分)。

上から見ると、斑点の模様のある”下唇”の形状がよくわかります。

このアングルからだと、ホトケノザの花が、愛らしいひょうきんなキャラクターのようです。嫁さんは蛇が舌を出しているみたいと言っていましたが、皆さんはどのように見えるでしょうか?

皆さんの家の周りでも普通に見られる植物だと思いますので、2cm弱の小さな花ですが、是非観察してみて下さいね。

コメント

  1. 冬将軍 より:

    1枚目の写真はなんとなく使徒っぽく見えます(またヱヴァねた・・・)。

    ヒメオドリコソウとかオオイヌノフグリと並んで、
    子供のころから慣れ親しんだ春の野草の代表格ですよね。

    いかにも、虫が入り込んで花粉を媒介して欲しい!
    という形の花に見えます。

  2. ほんまる より:

    冬将軍さん

    使徒って・・・、そうきましたか!!
    見えなくはないですね。

    近々、ヒメオドリコソウもオオイヌノフグリも登場しますので,お楽しみに~。

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