この時期、季節はとっても早く推移します。
先日まで咲きそろっていたタンポポの花も数がすっかり少なくなって、かわりに綿帽子が風に揺れています。
まだ、タンポポの花が残っているうちに、タンポポとそこにやってくるミツバチの紹介です。
(追記:上の写真に映っているのはハナアブの仲間です。コメント欄参照)
家の敷地内にあるタンポポの中で、断然数が多いのがセイヨウタンポポ(*1)。花の後ろの”総苞片”(萼のように見える)と呼ばれる部分が下に反り返っているのが特徴です。
この花の蜜を吸いに来ているのが、セイヨウミツバチ。
セイヨウタンポポの花の奥にぐっと頭を押しこんで、さかんに蜜を吸って集めています。
セイヨウミツバチの全身は、花粉だらけです。くるんと反り返って丸くなっためしべの先端もかわいいですね。
セイヨウタンポポの花をさらに拡大してみました。撮影した花は開花したばかりで、こちらは、雌しべの先端がまだ反り返っていません。
蜜を集めに来たセイヨウミツバチからは、このように見えているかもしれませんね!(*2)
*1:厳密にはセイヨウタンポポとカントウタンポポとの雑種
*2:セイヨウミツバチと人間では、感知できる光の波長域が異なる(セイヨウミツバチは紫外線領域の波長を感知できる)ため、”厳密には”この写真のように見えているとはいえません。この分野もおもしろいので紫外線写真にもチャレンジしたいのですが、なかなか手が回りません・・・。
コメント
はじめてコメントさせていただきます!
南房総リパブリックのHPからたどり着きました。
そして、すいません・・・。
一番上の写真は・・・多分ハナアブです。
初の書き込みなのにですぎたことを・・・すいません。
hanabachiさん
ご指摘ありがとうございます!
とっても、ありがたいです!!
一番上の写真は確かにハナアブの仲間ですね。
追記して、訂正させて頂きました。
ちゃんとチェックして記事を書かないといけませんね。
また、是非見に来て頂けるとうれしいです。
ミツバチといえば、大量にいなくなってしまうという話が以前ありましたが、最近はどうなんでしょう?
どうもありがとうございます〜〜〜!
昆虫大好きなので、ついウキウキしてしまいました。
ハナアブさんはハチに擬態しているそうなので・・・
このハナアブさん的にはご満悦ですね!
ミツバチの問題は解決していないと思います。(・・・多分)
明確な原因は分からないようです。
でも、養蜂家さんは農薬や病気の被害が大変と言ってました。
農作物へのハチの貢献度は高いのに・・・
なんとかしないといけませんね。
hanabachiさんがおっしゃるように、ミツバチ問題は解決していないと思います。
2009年度のような大変深刻な事態は避けられているようですが、慢性的な不足は続いているようです・・・。