人家の庭のような、ちょっと地面が露出したような場所で普通によく見かけるイボバッタ(Trilophidia japonica)。
このバッタの保護色もたいしたもので、じっとしていられるとなかなか地面と見分けがつきません。カメラの光学ファインダー越しならなんとか探しだせるのですが、地面すれすれのアングルを狙い、ライブビュー撮影モードにカメラの設定を変更したりしているうちに、いったん姿を見失ってしまうと、もう一度視野の中に入れるのになかなか難儀します。
首の後ろの背の部分(前胸背)にイボ状の突起があることが名前の由来。
色彩が地味な上に、極めてよく見かけるということであまり顧みられないバッタですが、ちゃんと撮影して、細部を見てみると、なかなか味わい深いものがあります。
コメント
なんだか一見体中がいぼのようにも見えますね~。
複眼まで同じような感じに。。。
擬態を極めた感がにじみ出ています(^^)
そうですね。
複眼の中までとは、本当に精巧にできているなぁと感心してしまいます。