5日の投稿でふれましたが、今年からのほんまる農園の取り組みとして、稲刈り後の水田にレンゲを播種しています。
このところ雨がほとんど降っていなかったので、心配しましたが、無事に発芽してくれました。
レンゲの実生の様子。
子葉と第一葉をつけた実生を拡大した写真がこちら。
十円玉の大きさと比べてみて下さい。かなりちいさいことがわかると思います。
実際に水田に撒いているレンゲの種の写真です。
長辺の長さが2mm程度のとても小さな種子になります。
CCD方式のスキャナの上に種子を置き、高解像度でスキャニングすることで、このような小さな種子でも拡大してみせることができます。
この方法は大場達之先生が開発された”スキャノグラフィー”と呼ばれる手法です。千葉県植物誌の図版にはこのスキャノグラフィーで得られた画像がふんだんに使われています。
レンゲのこれからの成長が楽しみです。
コメント
最近のスキャナーはすごいですね。
2mmの種をこんなに大きくしても、細部までしっかりわかります。
レンゲの種って、マメ科だけに、どこかソラマメとかにも似ていますね。
よい天然肥料になってくれるといいですね!
>最近のスキャナーはすごいですね。
>2mmの種をこんなに大きくしても、細部までしっかりわかります。
そうですね。本当にすごいことだと思います。
これから、色々な植物のスキャナー画像を紹介していく予定です。
お楽しみに。