レンゲが発芽しました

5日の投稿でふれましたが、今年からのほんまる農園の取り組みとして、稲刈り後の水田にレンゲを播種しています。

このところ雨がほとんど降っていなかったので、心配しましたが、無事に発芽してくれました。

レンゲの実生の様子。

rimg0298.jpg

子葉と第一葉をつけた実生を拡大した写真がこちら。

十円玉の大きさと比べてみて下さい。かなりちいさいことがわかると思います。

rimg0297.jpg

実際に水田に撒いているレンゲの種の写真です。

rengeseed.jpg

長辺の長さが2mm程度のとても小さな種子になります。

CCD方式のスキャナの上に種子を置き、高解像度でスキャニングすることで、このような小さな種子でも拡大してみせることができます。

この方法は大場達之先生が開発された”スキャノグラフィー”と呼ばれる手法です。千葉県植物誌の図版にはこのスキャノグラフィーで得られた画像がふんだんに使われています。

レンゲのこれからの成長が楽しみです。

コメント

  1. 冬将軍 より:

    最近のスキャナーはすごいですね。
    2mmの種をこんなに大きくしても、細部までしっかりわかります。

    レンゲの種って、マメ科だけに、どこかソラマメとかにも似ていますね。

    よい天然肥料になってくれるといいですね!

  2. ぬー より:

    >最近のスキャナーはすごいですね。
    >2mmの種をこんなに大きくしても、細部までしっかりわかります。

    そうですね。本当にすごいことだと思います。
    これから、色々な植物のスキャナー画像を紹介していく予定です。
    お楽しみに。

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