稲刈りの途中で見つけた虫の紹介をしたいと思います。
赤い頭に、黒地に白い筋の入った体。一度見たら忘れないですね。
この虫はマメハンミョウといいます。
派手な色(特に赤と黒)をもつ虫は毒をもっていることが多いですが、このマメハンミョウも体内にカンタリジンという毒をもっています。皮膚につくと、痛みを感じて、水疱が生じるので注意が必要です。小諸日記によると、この毒をもつマメハンミョウに擬態したアカズヒラタハバチというハバチの仲間がいるとのこと。自然界の妙を感じますね。
実は、このマメハンミョウ、毒を持つこと以外にも興味深い習性があります。マメハンミョウの幼虫はイナゴ類などのバッタの卵を食べて育つのです。マメハンミョウのような虫がいてくれるおかげで、バッタの数が極端に増えすぎることを抑制してくれているのです。
このようないきものどおしの関係を大切にしながら、お米づくり・野菜作りをしていきたいなと思っています。
コメント
蟲世界の視線の写真。
いいですね~。
複雑な生き物どうしの関係。
立ち止まってみないと見えないけど、人間の生活もこれに
支えられているんですよね。
見えにくいものほど大切にしなくちゃいけませんね。
そうですね。
まさに冬将軍さんのおっしゃる通りだと思います。
このブログで少しずつでも、そのいきものどおしの関係を紹介していけたらいいなと思っています。
中には気持ち悪いものもいるかもしれませんが、ご容赦下さいね(^。^)
しばらく見ない間(だいたい3ヶ月くらいか)にページが更新されまくり驚きです。この間、店先で八丁トンボくらいの大きさで、エメラルドグリーンのすけるような体をしたトンボを見かけました。成虫なのか、かえったばかりなのか、そんなトンボがいるのか、もしわかったら教えてください。
店先というのが気になります。
例えば、こんなのではありませんでしたか?
http://www.insects.jp/kon-myakukusakagerou.htm