今日は、南房総市内の千倉地区で活動されている上瀬戸3アールの会で「子どもエコスクール」が開催されました。
今回の「子供エコスクール」は秋の植物観察会。カンパニュラが観察会の講師です。
幼稚園生~小学生の子供達と保護者の方々、総勢30名程の参加者の皆さんと一緒に秋の里山の植物を観察してきました。
まずは、地元の通称いっぽん山で、林の樹木の観察。
スダジイのどんぐりを拾ったり、ヤブニッケイの葉っぱの匂いをかいだり、ヤツデの葉っぱでお面を作ったりしながら各々の樹木の特徴をつかんでいきます。いっぽん山の林では、タブノキ、イヌビワ、ホルトノキ、ヤマモモ、ヤツデ等の色々な林の樹木を観察することができました。観察した後には、子供達自身が書いてくれたネームプレートを各々の樹木につけていきました。
林の樹木の次は、田んぼの周辺の野草の観察です。
のどかな田園風景の中を進んで行きます。
田んぼの道沿いの法面をのぞいてみると・・・
リュウノウギクのかわいい白い花や
青いリンドウの花が咲き乱れていました。
草刈りなどの人間による管理が行われることで守られている貴重な植物達です。
このような環境がすぐ身近に存在する南房総の豊かさを、色々な方々と共有していけたらいいなぁと思います。
田んぼの畦には見事なイヌタデの群生が見られたり、
クロマダラソテツシジミ(♀)が11月中旬を迎えても日向ぼっこをしていたりしました。
また、チカラシバという植物の穂を集めて・・・
”ウニ”みたいな形にして遊んだりしながら、野草と戯れました。
このような観察会をきっかけとして、自分達が暮らしている地域のいきものに興味をもってくれる子供達が少しでも増えていってくれたら、とてもうれしいです!
このような貴重な機会を作っていただいた 上瀬戸3アールの会の皆様、本当にどうもありがとうございました。
コメント
おひさしぶりです!!カンパニュラ先生♪
すてきな観察会ですね!いいな~参加したい!
ズミ子もかつて、カンパニュラ先生にたくさんの草花を教わった一人です!!
ズミ子さん
コメントありがとうございます!
観察会では、子供たち(特に低学年の子供たち)が喜んでくれました。
これから農園の体験メニューとしても取り組んでいきたいと考えています!
南房総にいらした時には是非、またフィールドでご一緒できたらいいですね。