朝、晩の空気がすこしひんやりとする季節になってきました。
ほんまる農園でも、稲刈り直後に植え付けした秋冬野菜が採れ始めています!
まず、最初に紹介するのが白菜。
ところどころ虫に食べられているのはご愛嬌。これぐらいの食害ですめば上々ですね。
ところでこの白菜、普段よく見る白菜とちょっと形が違うのがわかりますか?
長い円筒形で、上の葉っぱが開いたままで完全には結球していません。
これは、タケコノハクサイ(このような形状の白菜のことを指す)のグループに属している”北京”という白菜の品種です。
うちの農園では、今年初めてこの白菜を作ってみました。
葉はしっかりとしていて、鍋物や炒め物などに向いています。
これが、普通の白菜とは違う独特の旨みがあってとても美味しいんです!
今日は秋鮭のクリーム煮にこの白菜と小カブを使ってみました。ちなみにホワイトソースには絞りたての牛乳を使っています。
寒くなってくると、このような野菜のたくさん入った温かい料理が無性に食べたくなります。
コメント
お米の中に入っていたのは、やっぱり白菜だったんですね。「お米に白菜同封します」とメールにあったのに『なんじゃこりゃ?便利菜か?』その割りに葉っぱがしっかりしてるしぃ、今年初の水炊きに入れました。やっぱり白菜じゃん!!・・・・白菜に見えないけど白菜のタケノコハクサイでしたぁ。美味かったです。感謝
よねさん
白菜は、お米を年間予約して下さったサービスとして入れさせて頂きました。
水炊きもいいですね~。
タケコノハクサイ→竹子の白菜?
そういえば青汁で有名なケールも結球しないタイプのあれはキャベツでしたね。
イメージでは、結球しないタイプって原種に近いのでは?
なんて想像しています。
よりワイルドな感じ?(^^)
冬将軍さん
この写真だとわかりにくいのですが、普通のハクサイに比べて胴回りが細く背丈が高い(=結球している部分が長い円筒形をしている)ので、タケノコのように見えることから名づけられたそうです。
白菜は中国でチンゲンサイやパクチョイの仲間とカブの仲間との交雑で誕生し、その後、非結球のハクサイ→半結球のハクサイ→結球のハクサイが生まれてきたと考えられています。
ハクサイの起源については以下のサイトが詳しいです。
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/nouseibu/soma/index/hakusai.htm
また、板倉 聖宣さんの「白菜のなぞ」が読み物としてとても面白いです。