暖かい日が来たと思ったら、また逆に真冬の寒さ。
そのような寒い日でも、ヤツデの裏を見ると、越冬中の小さな昆虫たちを見つけることができます。
この卵はアオモンツノカメムシのもの。1つ1つの卵の大きさは約1mm程度。
40個程が1つの塊になって、産み付けられています。
産卵されてから日が浅い卵の色は、上の写真のような濃いグリーン色をしています。
幼虫が孵化する直前には淡い薄グリーン色へと変化します。
卵に見られる赤い点は、透明な殻の中にいる、幼虫の複眼の部分です。
一部の卵塊では、既に幼虫が卵から出てきているものも観察できました。
春に向けて、虫たちも着実に動きはじめています。
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