家からすぐ近くの、隣の地区の田圃に、冬になるとやってくる渡り鳥がいます。
この鳥は、タゲリ(Vanellus vanellus)という、チドリの仲間です。頭にながい冠羽があり、金属光沢のある緑色がとても美しい鳥です。また、鳴声がかわいくて、「ミューィ、ミューィ」と猫のような鳴声を出します。
5~6匹の小さな群れでいることが多くて、刈り取った後の稲株の間をあるきながら、土のなかをついばんで、中にいるミミズや昆虫などの小動物を食べています。
時々、うちの田んぼのある地区にもやってきて、その愛くるしい姿を見せてくれることがあります。警戒心がなかなか強くて、双眼鏡などがないとしっかりと観察することが難しい鳥ですが、みなさんに是非知って欲しい鳥の1つです。
コメント
チドリの仲間もいろいろなんですね~。
イメージはもうちょい白黒灰色の地味な色合いのイメージが強かったのですが、
こいつは緑っぽい金属光沢と冠羽がなんとも自己主張してますね!
ちょっと異国情緒あふれる感じ?
渡り鳥は地球のつながりを感じさせてくれます。
冬将軍さん
確かに、おっしゃる通り、よく見る、コチドリとかメダイチドリとかの羽は、灰色ですよね。
よくこの小さい体で、あんな長距離を移動できるものだと思いますね。