11月に観察会の案内をすることになり、その下見へ丘陵地の中へ。
秋といえばキノコですが、シーズンはもはや終盤戦で、見られる種類も限られてきます。
そんな時期に出てくるのがこのアカモミタケ(Lactarius laeticolor)。
傷をつけると赤い乳液が出て、そのまま色が変わらないことが他種との識別点。
学生時代に調査で山に入っていた頃、キノコにはかなりお世話になりました。
調査はキャンプ泊なので、基本自炊。秋が近くなると、メインのメニューはきのこ汁。豚肉を炒めて味噌づけにしたもの(日持ちがする)と大根、ネギ等の野菜だけを持っていき、そこに調査の合間に収穫したキノコが具材として加わります。ムキタケ、ツエタケ、ナラタケ、クリタケ、ヌメリスギタケ、チチタケなどよく食べました。
このアカモミタケは肉質はボソボソとしているのですが、とっても良い出汁がでるんですよね。うどんとかにすると本当に美味しい。
帰宅して、さっそく、鰹節で出汁をとって、すまし汁に。至福の一時でした!
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