先月のことですが、娘が山デビューしました。
この険しい山肌。いったいどこの山を登ったのか。
この山の名前は天上山。伊豆諸島の神津島の最高峰です。
標高は572mしかありませんが、流紋岩が風化して生じた白砂によって頂上付近には”砂漠”と呼ばれる独特の景観が広がります。
この砂は滑らなくて、しっかり踏み込めるので、娘も歩きやすそうでした。
となりの館山市の桟橋から、ジェット船便が出るということで、家族でツアーに申し込みました。
船酔いしないか、しっかり山を登れるのか不安でしたが、船酔いはジェット船で揺れが少ないということもあり、全く大丈夫。
登山の登りについては、最初はがんばって登ったものの、段差のある岩に苦戦し、途中からずっと抱っこしてあげながら登りました(体重が15kg以上あるので、おかげで腕がプルプルに)。
大隅石の産地をバックに記念撮影。奥の島影は式根島。かすかに新島も見えますね。
北向きの強風が吹き荒れて、全身しょっぱくなるような状況でしたが、娘はご機嫌でした。
学生の時以来の神津島訪問でしたが、魅力のあるいい島です。
植物の豊富さ、海岸線の美しさ、黒曜石などの露頭・岩石などなど、見どころがいっぱいありますね。
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