この時期、地元でよく見かけるのが生の地蛸。
下処理がされていないので、自分で表面のぬめりを取り除き、下茹でをする必要がありますが、それだけの手間をかけるだけの価値がある一品。
タコにはタウリンがいっぱい含まれているので、夏バテ対策に栄養補給です。
今回は表面のヌメリを取り除いた状態の”生の”蛸の足の部分を贅沢に使って、炊き込みご飯にしてみました。
蛸の足だけで、ご飯がきれいに紅色に染まります。地蛸はなんといっても刺身が一番と思っていましたが、この炊き込みご飯もなかなか。これからの定番メニューになりそうです。
蛸といったら、地元の漁協が実施している蛸専用マンション(=蛸カゴ)のオーナー制度が人気。
【岩井漁協】蛸かごマンションオーナー募集(2012年5月11日)-南房総とっておきニュース
入居者(蛸)が複数いた場合や蛸以外のものでもすべてお持ち帰りできます。入居者がいない場合は、岩井小浦漁港に水揚げされた蛸または干物等を差し上げます。
カゴに入った蛸=”入居者”、連結した蛸カゴを”マンション”と名付けるセンスが素晴らしい。
オーナーになると、漁船に乗って、事前に仕掛けた蛸カゴの引き上げを体験することができ、”入居者”はすべて持ち帰り可能。昨年は、1キロ〜1.5キロの蛸が平均5匹かかったそうなので、体験料込で料金1万円はかなりお得感がありますね〜。
すぐに、予約でいっぱいになってしまうそうなので、興味がある方は、予約が開始される来年の5月、要チェックです!
コメント
タコ色にほんのりそまった感じがなんともいいですね~(^^)
この夏、能登に行って九十九湾の遊覧船にのったとき、一次寄港した生簀のところで、ロープにいっぱい蛸壺ついた「タコのマンション」をみせてもらいました。
意外とメジャーな存在?
もっともオーナーは募集していませんでしたが・・・(^^;
冬将軍さん
能登、いいですね〜。
まだ、能登半島の先っぽの方は、行ったことがないんです!
石動山、宝達山など、半島中央部の中能登までは低地ブナ林の調査でひと通りまわったことがあるんだけどね。
その時に、とっっても素敵な場所がたくさんあって、また行きたいと思っている場所の1つです。
美味しい蛸があるならなおさらですね。