牛飼いの御守り

18日は南房総市丸山地区にある長安山石堂寺の初縁日でした。

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神亀3年(726年)、聖武天皇の勅願により行基上人が創建したと伝えられる南房総最古のお寺です。

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奥に見えるのは、桧皮葺きの多宝塔で室町時代(天文14年1545年)に建てられたものです。国指定の重要文化財に指定されています。

お寺の敷地内には、江戸時代の民家である旧尾形家の屋敷も移築されており、房総の山里の雰囲気を味わうことができます。

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また、石堂寺周辺の森林は特定植物群落に指定されており、参道ではスダジイの巨木もみることができます。

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そして、南房総の牛飼いが忘れてはならないのが、この御守り。

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一番上に「馬牛」と記載されている、牛を守ってくれる御守りです。

今年1年、牛も元気に過ごしてくれるように願いを込めて、牛小屋にこの御守りを飾ります。

コメント

  1. 冬将軍 より:

    重要文化財だけあって、多宝塔はなかなかの風格ですね~。

    このお守り、馬にも使えるってことですか?
    一粒で二度おいしい・・・(^_^;

  2. サワガニご飯 より:

    私は小学生のとき、朝のマラソンで石堂寺を上から下まで何周もしたよ〜。
    (いや、2周くらいかな)
    懐かしいねえ。多宝塔の絵を書いてはじめて金賞もらったんだ。
    年に2回のお祭りはもう出店に行きたくて行きたくてウズウズって感じでした。
    でも、牛のお守りがあるなんて全く知らなかったよ。

  3. ぬー より:

    冬将軍さん

    確かに、そのような見方もできますね。

    サワガニご飯さん

    あの急な石段でマラソンしたんですね。大変だぁ。
    あの多宝塔は、サワガニご飯さんのアートの原点だったのですね。
    親父曰く、牛飼いはみんなお参りするらしいです。
    昔は南三原の駅からバスの臨時便が出るくらい賑わっていたらしいですね。

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