今朝の南房総(館山)の最低気温は-1.5℃。最高気温も8℃台。温暖な南房総らしからぬ厳しい冷え込みです。が、この寒さが思わぬプレゼントをもたらしてくれました。
そのプレゼントが冒頭の写真、”だるま夕日”です。まるで、海からだるまが頭を出したように見える形をしていることからこのように呼ばれます。
だるま夕日は、海から立ち上る水蒸気によって光が屈折してできる現象なので、これを見るためには、
- 海水温と気温の温度差がある冬場の時期
- 水平線に日が沈む場所
- 日が沈む時に、水平線に雲がかかっていない
という3つの条件をクリアしなければなりません。なかなか難しい条件です。
今の時期に水平線に日が沈むの海岸の1つが南房総市の豊岡海岸。
より大きな地図で 豊岡海岸 を表示
この時期の豊岡海岸では、房総半島の大房岬の右側の水平線に日が沈みます。
それでは、刻一刻と変化する夕日の様子をご覧下さい。
太陽はまだ、上の雲の中です。海上をゆく船の形が変形した、蜃気楼が見えます。
徐々に太陽が下がってきました。水平線ぎりぎりに光が屈折してできたもう1の太陽が見え始めます(嫁さん撮影)。
2つの太陽がくっつき始めます(嫁さん撮影)。
だるま夕日の瞬間です!
だるま夕日の余韻にひたりながら、太陽は沈んでいきました。
初めて見た、だるま夕日の光景。
この現象に出会えたことに感謝したいと思います。
コメント
ほんまるさん、初めまして^^
ブログにいらしていただきありがとうございます。
この時期のだるま太陽に出合えるのも、地元の宝箱の一つ。
私以上に土と対話している、ほんまるさんの行動に素晴らしさを感じます。
いい写真は感謝の心から始まり、それを謝心と勝手に表現しています。
これからも宜しくお願い致します^^
大将☆さん
こちらこそ、ブログにご訪問くださり、ありがとうございます。
大将☆さんのお写真と写真撮影に対する姿勢にとても感動しました。
”謝心”の気持ちを忘れず、色々な被写体に挑戦したいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。