台風一過の25日の午後、イベントの展示用に使うススキの穂を採集しに行った道すがら、いつもの海岸に立ち寄りました。
千草色、瓶覗、花浅葱、新橋色、群青色、水色、空色・・・。
「日本の伝統色―その色名と色調」を見てみると、微妙に変化する”青”色を表現する言葉が、古の時代から数多く存在してきたことがわかります。
台風一過の海岸で、そんな色々な”青”を写真に写し込んでみました。
透き通った秋の空の”青”と鏡ヶ浦の海の”青”との対比(嫁さん撮影)。
今度は、南房総を代表する植生である照葉樹林の”緑”と対比させてみます。
空の”青”が深いと、雲の質感も違って見えてきます。
こんな色々な”青”さを楽しめるような、ゆったりとした気持ちにさせてくれるのが、南房総の良いところなのかもしれません。
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