そら豆の花が開花して・・・

3月に入って、そら豆の花がきれいに咲きそろいました。

厳しい冬の寒さの中をじっと耐えてくれて、節間の詰まったがっしりとした枝が育ってくれました。アブラムシが着いている個体も今のところはごくわずか。とても順調に生育が進んでいます。

ここのところ、ずっと曇や雨の天候が続いていましたが、今日は雲が多いながらも時おり晴間が覗く良い天気。そこで、開花後の大事な作業である、”整枝”作業を行うことにしました。この整枝作業は晴天の日中に行うことが望ましいとされています。

”整枝”作業では、遅れて発生した短い枝やひょろひょろと徒長してしまっている枝を元から取り除きます(下の写真)。

それでは、整枝作業前のそら豆の株を上からみてみましょう。整枝作業前の株は、葉っぱが混み合っています。

静止作業後の写真がこちら。ずいぶんすっきりして、株元が見えるようになりました。

最終的に太くてしっかりとした枝8本程度を残し、それらの枝に太陽の光が十分にあたるようにします。

このようにすることで、豆の1粒1粒に十分に栄養がゆきわたり、充実したそら豆が収穫できるようになります。

これからの成長がとっても楽しみです。

コメント

  1. 冬将軍 より:

    植物は見たり食べたりが専門で(^^;)、
    まともに農業をやったことはないのですが、
    去年から庭の片隅でちまちま家庭菜園を始めています。

    で、腋芽を摘むという作業の大切さを身をもって感じたわけです。
    やる前は、家庭菜園くらいのちょっとの苗なら、
    ほっとけばちゃんと育つのでは?とたかをくくっていたので・・・(^^;

    腋芽摘みや整枝、間引きなど、手作業の一手間一手間が、
    おいしい農作物をつくる一つのコツなんですね。

    2.5町歩の田んぼと5反の畑への膨大な手間手間手間!!
    お百姓仕事は偉大です!!

    今年はもう少しちゃんとやりたいなぁ~。

  2. ほんまる より:

    冬将軍さん

    おっ、家庭菜園始められたんですね!
    素晴らしい!!

    野菜の種類によって、いつも手間がかかるものと、必要な作業が短期間に集中しているものがあるので、その”作業性”の観点から植える野菜を選ぶと、楽しい家庭菜園ライフを送ることができると思いますよ~。

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