今日の午後、そら豆の苗床に種まきをしました。
今年は3つの品種を植え付けます。
左から早生一寸(館山市亀ヶ原産)、緑陵西一寸(徳島県産)、打越一寸(チリ産)です。
早生一寸は千葉県の在来品種です。緑陵西一寸と打越一寸は粉衣処理をしてある購入種子なのでこのような色をしています。
種子を横から見た写真がこちら。
そら豆のようなマメ科の種には胚乳がなく、子葉に栄養分が蓄えられています(無胚乳種子といいます)。私たちが普段食べている部分のほとんどは子葉というわけです。
種子の黒い部分は一般に”オハグロ”と呼ばれます。お歯黒の意味ですね。一番手前の早生一寸の種子を見るとわかりやすいと思います。
このお歯黒を下にして、6cm間隔で種を植え付けていきます。
11月上旬には圃場に苗を定植できるのではないかと思います。
コメント
ソラマメの品種は、○○一寸という名前なんですね。
なんでなんでしょう????
粉衣処理ってよくわかりませんが、はじめは子供のいたずらかと
思いました(^^;
オハグロはまさに”言いえて妙”!!
”一寸”というのは、そら豆の粒の大きさが、一寸(3.03cm)で大粒であるということを示しています。
粉衣処理というのは、発芽や生育不良を防ぐために薬剤処理をしてあることを示しています。