1月に入り、全国的に冬本来の厳しい寒さに見舞われていますが、その一方で、南房総の里山では、今、水仙の花が見頃を迎えています。
この水仙(ニホンスイセン)は、室町時代以前に中国から渡来したとされ、、ここ千葉県の南房総のほか、神奈川県伊豆半島、兵庫県淡路島、福井県越前海岸など、暖かい海岸地方に群生地が見られます。
南房総で水仙を見るのにおすすめの3地点をご紹介します。
まずは、鋸南町にある2地点。こちらのサイトで開花状況を確認することができます。
江月水仙ロードは、細い小路やわらぼっちなどが点在しているので、それらのものと水仙を組み合わせた撮影が楽しめます。ロードの一番奥からは、富士山を望めるスポットがあるのもいいですね。
をくづれ水仙郷は、開放的な広い斜面に水仙が咲いているのが特徴。ちょうど、夕日が沈む方向に斜面が開けているので、夕暮れ時の水仙を撮影するのがお気に入りです。最近おくづれ水仙郷を紹介する素敵なサイトができたので、上のリンクをたどってのぞいて見てください。
最後の1つが、南房総市内の富山地区にある水仙遊歩道です。道の駅富楽里に車を止めてゆっくり散策することができます。今回のブログの写真はこちらで撮影しました。
鋸南の2地点のような派手さはありませんが、里山の林床に咲く水仙の光景を楽しむことができます。群生度合いも好みです。
水仙は見て楽しむのはもちろんですが、群生地にただよう水仙の香りがなんといっても最大の魅力です。こればっかりは、実際に来てみないと味わうことができないですね(ブログでお伝えできないのが残念!)。
コメント
ニホンスイセンはよくみかけるラッパスイセンと比べると、なんだか上品な感じがします。
それにしてもなかなか圧巻の風景ですね!
なんだか見ているだけで春の気分になりますが・・・
ここんとこ冷えているので、なんだか異次元の世界のようだ{{{(+_+)}}}
冬将軍さん
ここのところ、こちらも寒さが厳しいですが(信州と比べたら暖かいとは思いますが・・・)、お花だけは咲き乱れています。
里山の水仙、海岸沿いのポピー、金魚草、ストック、キンセンカなどなど。これから2月中までが花の房総のピークですね。