写真は光が決め手だ!とはよく聞くフレーズですが、顕微鏡写真でもそれは然り。
これは、暗視野観察(Dark field microscopy)と呼ばれる方法で、観察したものです。
コンデンサ絞りの設定等を行なって、対物レンズに直接、光が入らないようにします(⇒背景が暗くなる)。そして斜めから光を当てて、サンプルに光が当たって生じた散乱光・反射光のみで観察した像が上の写真になります。
暗い視野の中に、光り輝く珪藻の姿(クチビルケイソウ属の1種)がとても美しいです。
そして、ただ美しいだけではなく、微細構造もしっかりと捉えることができています。
よく見ると光の当て方にムラがあるのですが、今後の課題ですね。
コメント
添付のwiki情報をみると、明視野と暗視野での違いは試料で光を散乱させるのか吸収させるかの違いなんですね~。最初は違いが判らなかったけど、思わず納得しました(^-^)
光の当て方だけでなく、光源を変えるといろいろ変化があるかも?