昨年の10月に種まきをして、 11月に圃場に苗を植えつけ(定植)をした、そら豆たち。
冬を越えて、ちょっと小ぶりですが、丈夫に成長してくれました。
そら豆の花のアップ(打越一寸という品種)です。緑陵西一寸(一番上の写真)の花弁(花びら)がちょっとピンク色であるのに対し、こちら打越一寸の花弁は白色です。品種によって花弁の色が若干異なります。
そら豆のような花は蝶形花冠と呼ばれ、マメ科のマメ亜科の植物はこのような花を咲かせます。そら豆の花は大きいので、花の構造を観察するのにはもってこいです。
そら豆の花は枝の下部の花から順次開花していきます。最初に咲いた一番下部の花の中にはもう小さな鞘をつけているものもみられました。
セイヨウミツバチがそら豆の花の花粉を集めにやってきていました。
脚についている花粉団子を見ると、そら豆の花粉がくすんだ紫色をしていることがわかります。
南房総ほんまる農園のそら豆は化学肥料・農薬を使用せずに、有機肥料・海藻粉末等を利用しながら栽培しております。
5月初旬から南房総ほんまる農園ショップにて販売する予定です。
どうぞ、お楽しみに。
コメント
如何にもマメっ!って感じの花ですよね~。
大きい小さい関わらず、マメ科の花はわかりやすくて
おもしろいなぁと思います。
ミツバチといえば、ニホンミツバチが急激に減少しているので、
環境省だかが緊急に調査を始めたというようなニュースを
最近みました。
セイヨウミツバチに負けちゃったんでしょうかね・・・。
ザリガニだとかいろいろ、固有種は外来種に弱いのは
なんでだろう?
日本の固有種も、外国持っていけば外来種としてその土地で
はびこるんだろうか???
ほんまるのおじちゃんへ
カボチャおいしかったよ。
ぼく2日で完食。
そら豆も楽しみにしてるよ♪
冬将軍さん
うちのような田舎では、圃場にくるのは、ほとんどがセイヨウミツバチです。作物の受粉や蜜を採るために、明治以降の近代養蜂ではセイヨウミツバチが導入されているためです。
セイヨウミツバチは、そのような背景があって、導入される数が多い上に、ニホンミツバチの巣から蜜を盗んだりするので、田舎からニホンミツバチを追い出してしまいました。
ただ、田舎を追われたニホンミツバチは、今、都会に進出して、数を増やしているとのことです。
日本でおなじみの生物では、クズやワカメが世界各地に侵入していて、世界の外来侵入種ワースト100に選ばれています。
まさきくん
コメントありがとう。
そら豆も楽しみにしていてね。