一度見たらなかなか忘れられない、いきものっていませんか?
特徴的な形だったり、とても目立つ色をしていたり・・・。
今日紹介するカメムシもそんな虫の1つかもしれません。
この虫は、オオキンカメムシ(Eucorysses grandis)といいます。こんな目立つ模様をしていながら、大人の親指ほどの大きさがあります。
さらに、お腹側は虹のような色彩模様があります。
このオオキンカメムシは、冬になると暖かい南部の地域に移動し、その地域の日当たりの良い林の中に集まって集団越冬することが知られています。ここ南房総も集団越冬が見られる地域として有名です。
この写真は、今週末の里山学校(NPO南房総リパブリック主催)の下見で見つけた個体を撮影したもの。温暖な南房総の冬を代表する大きくて目立つカメムシ、里山学校の中で見つけてくれる子がでてくるかもしれませんね。
コメント
カメムシというと、あの緑色のやつを思い浮かべてしまいますが、こんな派手なのもいるんですね。
親指くらいって、結構でかいかも。
やっぱりくさいんですかね?
冬将軍さん
実は全然臭くありません。
模様と色で、毒があることをアピールする系ですね。