館山の塩見にある、かやぶきの古民家ゴンジロウ。
房総の海岸沿いの昔の風景ってこんなんだったんだろうなぁ。
タブノキの巨木・ソテツを前景に、奥の古民家ゴンジロウを望みます。
この古民家ゴンジロウでは、千葉大の岡部先生の研究室や地元の方々が一緒になって、プロジェクトに取り組まれています。
かやぶきプロジェクト(KayabukiProject)
プロジェクトの概要についてはこちら
長年、風雨にさらされて傷んでしまったかや屋根を自分たちの手で葺き替え、古民家のリノベーションを行ったり、周辺のマップづくりや”かや談義”と呼ばれるイベントを行ったりと、この古民家を軸にして様々な活動に取り組まれています。
来月の10月5日の”かや談義”でちょっとしたミニレクチャーをすることになり、その打ち合わせで、塩見を訪れました。
テーマは”里の防災”。
防災かや談義のお知らせ – おかべくうかん
里地・里山の身近な自然を観察することは、自然にじかに触れる魅力に加えて、自分たちが住んでいる地域の環境の特性を把握することにもつながります。
昔の人々は、そのような特性を最大限に生かしながら、自分たちの里の土地利用を決定してきました。今回は、地形図・地質図や古地図を見ながら、実際の館山周辺の事例を紹介したり、集落周辺に生育している食べられる植物についても解説できればと思っています。
塩見の集落の地元の方々とゆっくりお話できる場も設けられるとのことだったので、そちらも楽しみです。
コメント