タカの仲間の1種、ハチクマの渡りの様子をリアルタイムで確認することができるサイト。
サイトのはじめにで、プロジェクト全体統括をされている、慶応義塾大学特任教授・東京大学名誉教授の樋口広芳先生は、以下のように述べられています。
本プロジェクトは、そうした衛星追跡による渡りの状況をウェブ上で一般公開し、国内外の多くの人に見てもらうことによって、鳥の渡りや自然の仕組についての理解を深めてもらうことを目的としています。ウェブ上で刻一刻と進行する渡りの様子を見るのは大変刺激的であり、大人から子どもまでをふくめて、社会教育、学校教育、環境学習などに大きく貢献できるものと思われます。
2007年の実際の渡りの経路は、こちらのサイトで紹介されています。
(クリックすると、PDFファイルがダウンロードされます)
ハチクマの春秋の渡り衛星追跡
上のリンクの中で示されている図は春の移動経路で、中国大陸を北上し、朝鮮半島経由で日本にやってきていることがわかります。
一方、秋の移動経路は、朝鮮半島を経由せず、東シナ海を通って、中国大陸へと渡るそうなので、その様子を観察したいですね。
9月中旬からの渡り開始が待ち遠しいです。
コメント
すごいですね。ハチクマプロジェクト。
生態系の頂点である猛禽類の生態をしっかりつかみ、保護していくことはとても大事ですね!
それはさておき、昔、ハチクマをクマハチと言い間違えたことがあります・・・(^^;
落語に出てきそうな名前ですな・・・
冬将軍さん
こんどから、クマハチと呼んでしまいそうです(笑)。