古民家の寒さ対策その①屋根裏編

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ここは南国南房総なのですが、冬の寒さはやっぱり厳しい。

関東大震災後に建てた築80年の古民家には、断熱という概念は無いに等しく、何も対策をしないと、いたるところからキンキンに冷えたすきま風が吹き込んできます。

嫁さんの妊娠・出産を機に、一昨年からこの古民家の寒さ対策に取り組んできました(妊婦には寒さが大敵なので!)。

基本はDIY。古民家自体を改変せずに、できるだけコストをかけないにもかかわらず、効果が高かった方法をいくつか紹介したいと思います。

まずは、天井裏に断熱材を敷くぞ!作戦。

これはいつもお世話になっている、地元の大工Mさんに教えてもらった方法で、この効果はてきめん。
あんなに暖かいファンヒーターの風が一瞬でどこに消えてしまうのだろう?というような状態だった部屋がほんわかと暖かい。これには感動しました。

では、断熱材を敷く手順を説明していきたいと思います。
まずは、断熱材を敷く部屋の整理。

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作業していると下の部屋に大量の土埃が降り注ぐので、埃に弱い電化製品等は他の部屋に移動します。あとの掃除がしやすいように部屋の床一面に新聞紙を敷けば完了です。

次は、身支度。

埃が舞い散る中の作業となるので、フードのある服(できればつなぎがベスト)を着て、首にはタオルをまき、口には必ずマスクをします。
(怪しい人物写真なので、小さく)
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身支度を整えたら、屋根裏に侵入し、照明を設置。すると、そこには松材の梁が(冒頭の写真)。柱の組み方など、つぶさに見ることができるので、楽しいですね。

板のように見えるのが天井の裏側です。ここに断熱材を敷いていきます。
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うちでは、本当にたくさんの埃が層となって積もっていたので、ここを一回掃き掃除をしました。天井の板が薄く、人が乗れない場合には、梁を伝いながら移動します。慣れない天井裏での作業となるので、万が一の場合に備えて、複数の人がいる時に作業した方が良いでしょう。

今回使用したのはこの断熱材。
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エコポイント制度に伴うかけこみ需要の影響で一時期手に入りませんでしたが、今季の冬からはホームセンターで入手することができます。ホームセンターからの運搬には、軽トラックなどがあればベストでが、ない場合でも、後部座席を倒せば普通の軽自動車でも運ぶことが可能です(ダイハツMAXで実証済)。

断熱材には、材質や形状に色々な種類があります。古民家の場合には、狭い侵入口を通さなければならない条件があるので、写真のようなグラスウールの材質でパック状になっているものが使いやすいです。グラスウール自体の材質や厚さについても種類があるのですが、これは予算との兼ね合いで。もちろん薄い方が価格は安いです。

あとは、順次断熱材を天井裏に運び、隙間がないように注意しながら敷き詰めていきます。適当な長さに切った竹の棒や園芸用支柱などを用意しておくと、手の届かない隙間にグラスウールを配置するのに役立ちます。邪魔になる柱などがある場合には、グラスウールにハサミで切れ込みを入れたりしながら、とにかく隙間がないようにしていきます。

作業完了後の写真がこちら。
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このあと、下の部屋の掃除をして、汚れた衣服を着替えれば作業完了です。

繰り返しになりますが、実際に屋根裏に入る際には、万が一に備えて、複数の人がいる時に作業をしましょう。スムーズに作業をするためには、実際に作業に入る前に、屋根裏の構造をしっかりと把握しておくことが重要です。

※作業をおこなう場合は、自己責任でお願いいたします。作業事例などは、管理人の独自のやり方であり、参考程度に留めていただき、当方はあらゆる事故、怪我などに関して責任は負いません。

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