毎年8月12日は、お盆の飾り付けを行う日。
すぐ近くの竹林から、今年に新しく伸びた”新子”のメダケを切り出してくる父。切り出したメダケは、稈鞘(稈に残っている皮の部分)を包丁で同じ長さに切りそろえます。
一方、自分は、飾り付けの材料の調達。水田で稲の穂を、畑で小さな茄子や万願寺唐辛子を収獲し、近くの山へ”萩”を採集しに行ってきました(綺麗な”萩”が採れる場所は事前にリサーチ済み)。ほおずきは地元産のものを近くの直売所で調達。
組んだ竹に縄を張り、そこに採ってきた稲や野菜等を飾って完成。とても素朴な飾り付けです。
でも、この素朴さが、時を経た古い仏壇の木目(ちょっと色褪せた黒柿の縞模様)によく合っていると感じます。
夏の夕方の斜光が障子越しに注ぎ、とても良い雰囲気だったので、その光を生かして長時間露光で撮影しました。
三脚にカメラを据えて、何度もシャッターを切ることで、普段見慣れたモノの違う一面が見れた気がします。
コメント
この仏壇は歴史がありそう。。。
立派ですね~(^-^)
冬将軍さん
うちの地区は、ほとんどの家が関東大震災で倒壊し、その後建て替えたので、歴史としては80年ちょっとぐらいですね。
うちの仏壇は、シンプルな方です。もっと彫り物等が立派なところがたくさんあります。昔の人はこういうところに手間をかけていますね。