来月の11月5日(土)に、『土のふしぎ、種のフシギ』と題して、南房総リパブリック主催のイベントが実施されます。
今年の5月から始めまった試みで、今回で3回目。”食べられる野草”、”川のいきもの”に続いて、今回は”土と種”がテーマです。
南房総 里山学校 vol.3土のフシギ、種のフシギ
わたしたちの足の下に広がっているはずの「土の中の世界」を目にすることはそうそうないものです。 空を見上げたり、海に潜(もぐ)ることはあるのにね。 いえ、たまに思いつきます。そうだ!落とし穴をつくろう …
研究室にいた頃、山にスコップを持ちながら登り、森林で穴を掘って、土壌を調べていました。同じ標高で、ほとんど離れていない場所なのに、ちょっとした地形の違いで、土壌が大きく異なっていて、そこに成立している林の種類も違うことを知り、とても感動しました。
上の写真は、その土壌調査の際に使用する、”標準土職帳”と呼ばれるカラーチャート。これを用いて、穴を堀って露出した、土壌の表面の色を判定し、記録していきます。
今回は、お米が育つ田んぼの土壌と、里山の雑木林の土壌を観察してもらう予定です。実際に穴を掘って土壌を観察する機会はあまりないと思うので、是非、みなさんに体験してもらいたいです!
たくさん運動して、お腹もすくと思うので、焼き芋をしたり、地元産の有機野菜をたっぷり使ったランチをご用意してお待ちしています。
ほかにも、自分たちがふだん食べている野菜と、その種を見比べて観察する企画もあります。
さて、この種はいったいどんな野菜の種でしょうか?
ほとんどの人が食べたことのある、馴染み深い野菜です。ただ、この形の品種を栽培している農家はとても少なくなってきていますが・・・。
では、皆さんのご参加を是非、お待ちしております!
応募はこちらのページからどうぞ。
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