うちの農園の屋号は”ほんまる”ですが、上の写真は、お城の”本丸”跡地。
娘と一緒に城攻めを敢行してきました。
お城いうと、大阪城や姫路城などのような、平地に大きな石垣を作りその上に立派な天守閣が建てられたものをイメージされる方が多いと思います。このお城の形式は、織田信長が安土城を築城して以降、江戸時代を通じて、急速に全国的に広まったもの。
それ以前の戦国時代までは、平地ではなく、山の上の尾根や斜面を利用して築かれた”山城”という形式が一般的でした。ここ南房総では、里見氏によって築かれた山城が数多く残っています。いずれも規模はそれ程大きくなく、素朴な佇まいを残しています。派手さはありませんが、周辺の里山景観とともに、中世の人々の歴史・生活に思いを馳せるには絶好の場所です。
上の写真を撮影したのは、その里見のお城の1つである”滝田城”の本丸(主郭)跡地。滝沢馬琴の”南総里見八犬伝”(こちらはフィクションですが)にも、この滝田城が重要な物語の舞台として登場します。
ほかにも、稲村城や岡本城、宮本城など、いずれも軽い山登りで楽しめるので、中世の山城巡りはおすすめです。
娘が成長したら、山城の名城と名高い、観音寺城や八王子城などを”城攻め”したいですね。
コメント
山城だけでなく、天守閣のあるお城の本丸もぜひ攻め落としてください(^皿^)
長野でお薦めはやはり松本城!!
冬将軍さん
松本城はすでに、攻め落としています!すでに2回も。素晴らしいお城です。
近世の城は、建物の建築からの視点や、堀などの土木技術の視点で、見るべきものがたくさんありますね。