すでに、真夏のような暑さが続いていますね。
そんな時、木陰のある小川で涼をとるというのも、おすすめの暑さ対策の1つではないでしょうか。
今の時期、小川で出会う代表的なトンボの1つにハグロトンボ(Calopteryx atrata)があります。
黒い羽根と、メタリック調の美しい胴体が特徴のイトトンボの仲間です。
河川の両岸に生えている常緑樹に覆われて薄暗くなった水辺で、このハグロトンボが群舞している様は、なんだかちょっと現実感ばなれしていて、神かくしにあう直前のような、夢うつつな気分にさせてくれます。
ゴクラクトンボ、ホトケトンボ、カミサマトンボなどと呼ばれることがあることもうなずけます。
コメント
「神かくしにあう直前のような、夢うつつな気分」って、わかるわかる!
小さい頃、このトンボは捕まえたらいけないような感じがしていました。
別名もすごい名前なんですね。なんとなく納得。
サワガニご飯さん
サワガニご飯さんの実家の近くにもたくさんいますよね。このトンボ。
あの雰囲気はどこから醸しだされてくるんですかね。不思議です。
「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」
ではなく、
「小川のむこうは、不思議の町でした。」
ってとこでしょうか?神隠しの誘いはハグロトンボ。。。
メタリックな色合いもありますが、昆虫の動きは実にメカニックな感じです。
ある意味、自然の造形美のすごさを感じずにはいられません。
冬将軍 さん
そんな導入場面ではじまる物語もいいかもしれません。
自然の造形美・機能美は本当に凄いですよね!